外壁ボロボロの古家再生3号物件
古家再生3号物件は、400万円で購入した戸建てだ。
延床は62㎡。私道接道で持ち分は無し。
普通なら、あまり手を出さないタイプのクセツヨ物件。
それでもなぜか惹かれて購入した。
政令指定都市ということもあり、立地はまずまず。
うまく再生できれば、十分貸せると考えた。
外壁がボロボロだった
購入してすぐに気づいたのは、外壁の状態だった。
かなり傷んでいる。
これでは内装をきれいにしても、借り手の印象は良くない。
内装リフォームには250万円ほどかかった。
さらに外壁塗装を業者に頼めば、見積もりは約100万円ーー。
それを払うと利回りが大きく悪化する。
そこで決意した。
「よし、自分で塗ろう。」
2025年11月のことだった。

年末年始の外壁塗装
12月に外壁を洗い、シーラーを塗り始めた。
そして本格的な塗装は年末年始。
9連休のうち、7日間を物件に通い詰めた。
交通費がもったいないので基本は電車。
車が必要なときはカーシェアを使った。
塗り始めてすぐに気づく。
これはかなりの重労働だ。
特に厳しかったのは高所だった。
この右上の場所がどうしても塗れない。

Amazonで買った脚立では、どうしても届かない場所がある。
どう塗ればいいのか分からず、途方に暮れた。
隣のおじいちゃん登場
そんなとき、隣のおじいちゃんが声をかけてくれた。
話をしてみると、なんと現役のペンキ職人だった。
年末年始の休みのところ、何日か手伝ってくれるという。
これは本当にありがたかった。
おじいちゃんは
- 高所に届く梯子
- ローラー
- 伸縮棒
- シンナー
まで貸してくれた。
さらに、塗り方も教えてくれる。
ペンキをシンナーで割る比率まで。
買い出しのときには車に乗せてくれて、一緒にホームセンターにも行った。
極めつけは、屋根に登って高所を一緒に塗ってくれたことだ。
この家は、お隣と屋根が続いている。
お隣の敷地から屋根に上がり、屋根づたいに移動して塗装してくれた。

このとき自分は思った。
「おじいちゃん、神。」
近所のおばあちゃん
もう一つ、忘れられない出来事がある。
作業をしていると、近所のおばあちゃんたちが差し入れをくれた。
カップラーメン(しかもお湯&ネギ入り)。
たい焼き。
イチゴ。
寒い中で作業していたので、
その温かさが本当にありがたかった。
腰痛
しんどかったのは、やはり高所作業だった。
慣れない姿勢で足を踏ん張りながら塗る。
しかも真冬。
体はだんだんガチガチになり、
ついには腰に痛みが来た。
それでも、少しずつ作業は進む。
クラックは自分で買ったシリコンで埋めた。
その上から塗料を塗る。
外壁ブロックも交換。
玄関灯も新しく取り替えた。
完成
そうして外壁塗装は完成した。
もし業者に頼んでいたら、おそらく100万円。
今回のDIYでは、材料費を含めて約20万円ほどで済んだ。
もちろん、時間と体力はかなり使った。
それでも、やってよかったと思っている。

現在の募集状況
現在、この物件は家賃7万円で募集中。
一度、いわゆる貧困ビジネスの業者が借りそうになった。
ただ、家賃交渉がかなり激しく、今回はお断りした。
正直なところ、
ご近所を不安がらせるような人には住んでもらいたくない。
せっかく近所の人たちに助けてもらった物件でもある。
できれば、普通に暮らしてくれる人に住んでもらいたい。
早く良い入居者が決まればと思っている。


コメント