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4年間持ち続けた区分マンションを売り払うことに決めた理由

突然だが、区分マンション投資が嫌いだ。
嫌いながら持ち続けている。

我慢ならないことがあり、最初に購入した1部屋を売ることにした。
今日はその理由を書いてみたい。

自分は東京都内にマンションを2部屋所有している。
先に断っておくと、投資として失敗しているわけではない。

むしろ今売ろうとしている1部屋は、
4年保有した今、売却すれば200万円くらいは利益が出る見込みだ。
(ただし、入居者が付けばの話だけど…)

それでも、この物件はもう続ける気はない。
シンプルに言えば、「構造的にしんどい」からだ。

理由を3つ挙げてみる。


目次

① 決定権を業者に握られる違和感

区分投資は、想像以上に「自分でコントロールできない」。

ローンを組み、管理会社に委託し、
気づけば運営の大部分を業者に握られる。

空室のリスクはオーナーが負うのに、
管理会社はほとんど痛みを感じない。

管理委託契約の違約条項も、基本は業者有利。
一度乗ってしまうと、簡単には降りられない。

正直に言えば、
「人質に取られているような感覚」がある。


② 持っている間、基本はマイナス

都内の区分マンションは利回り4%前後。

毎月のキャッシュフローは、ほぼゼロ。
むしろ赤字だ。

そこに追い打ちをかけるのが、

  • 固定資産税(毎年6月)
  • 空室時のリフォーム費用
  • 設備交換(給湯器など)

一発で赤字が拡大する。

結局のところ、
「持っている間はマイナスを耐え続ける構造」になっている。


③情報の非対称性がエグい

これが一番ストレスかもしれない。

情報はすべて管理会社側に集まる。
オーナーは、常に後手で、情報量で負ける
情報の非対称性ってやつだ。

いま、自分の物件も募集に出しているが、

  • 申込は入っているのか
  • 審査はどこまで進んでいるのか
  • 契約はいつ締結されるのか

こういった基本的な情報すら、すぐには見えない。

しかも担当者の対応がひどい。

「状況を教えてほしい」
そうLINEしても既読すらつかず、5日放置・・・。
電話してようやく返ってきたのが、

「確認しているので、少しお待ちください!!」

自分は、飼い主から「マテ!」と言われた犬のような気持ちになった🐶💦

一応、外国籍の人が入るという情報は入ってきた。
でも契約が進んでいる様子がない。焦る。

入居予定は3月30日だという。
今日は3月25日。残り5日。
そして未契約。

いったい何を「確認」しているのか。
「少し」とは何時間なのか、何日なのか。

結局、今日も連絡は来なかった。


それでも費用はしっかり請求される

ちなみに今回の空室で約19万円かかった。

見積にはしっかりと利益が乗っているはずだが、
彼らは「2日以内に回答を」と急かしてくる一方で、
こちらの質問にはまともに答えない。

このアンバランスさに、違和感や不公平感を覚える。

それが区分投資だ。
それが三為業者(※)だ。
勉強不足なんだ。

※三為業者:「転売前提で一瞬だけ物件を買う(または押さえる)中抜きプレイヤー」

そう言われちゃったらおしまいだけど。

ただ、1つ思い出すのは、カリスマ大家鈴木ゆり子さんの言葉だ。
(正確じゃないが、こんな言葉だった)

不動産は勉強しないことが悪。無知は悪なのです。

自分はつくづぐカモだった🦆


これは投資なのか?

さて、核心に迫ってみよう。

区分投資では、
キャッシュは生まれない。
むしろ実質赤字。

それでも、

  • 「生命保険料みたいなものだ」
  • 「長期で見ればプラスになる」
  • 「サラリーマンの節税対策」

そう自分に言い聞かせながら、
毎月マイナスを受け入れ続ける。
赤字を前提にした投資なのだ。

業者の方が圧倒的に情報を持ち、
こちらはローンを抱えたまま動きづらい。

この状態を、
本当に“事業”や“投資”と呼べるのか。

答えは出ているはずだ。


さらば、自分の1部屋

4年間保有してきたが、このたび1部屋を売却することに決めた。
最初に購入したデカ部屋だ。

あと1年半持てば長期譲渡で税率は下がる。
それでも、もういい。もう、限界だ!

学びの多い経験だった。
仕組みも、業界の構造も、三為業者の狡猾さも
身をもって体感できた。

だからこそ、これからは「自分でコントロールできる投資」をやる。
それが自分にとって、古家投資なのだと信じている。

さようなら、初めて買った区分物件。
いい経験をありがとう。

もう1部屋も、自分は早晩売り払うだろう。

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この記事を書いた人

古家再生に取り組む会社員大家。
区分マンション投資や中小企業診断士活動、ライターなどを経て、築古戸建ての再生にたどり着く。柔術も修行中。
古家再生の現場と、そこで出会う人や出来事を記録しています。

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